忘れられない雨の日の茶室 五感が研ぎ澄まされる

日記に綴る

2019年6月15日(土)雨
一日中雨だった。
世田谷区羽根木公園内の日月庵にて初お茶室デビュー。
四畳半の部屋、床の間は奥が広く、あじさいがきれい。
主菓子(おもがし)もあじさい。
炭の香り、白壇の香り、畳の香り、雨の音、水の音、
五感を刺激する。
水屋のかめの中の柄杓で、水をくんでお茶碗を洗う。
脳の奥が完全にリラックスした。

今でも脳裏に焼き付く

雨の日だったから、お茶室へ行くのがおっくうだった記憶がある。
でも、まさかお茶室から聞こえる雨の音があんなに心地のよいものだとは思わなかった。
聴覚が研ぎ澄まされ、
炉の中の炭の香り、お香の香りがふわっとすれば、
嗅覚が働き、
美しい茶花とお菓子を見れば
視覚が満たされ、
そのお菓子と、美味しいお濃茶をいただき
味覚が最大限に働く。
畳とお茶碗の心地よさ、
水屋の水の気持ちよさ、
触感も極まる。
そのすべてが、
お茶室。

茶道を再開したい

残念ながら茶道は昨年一端中断し、今はやっていない。
今は続けられず、またやりたいと思う気持ちばかり日に日に募るばかりである。
また、あの、日月庵の時の感動を味わいたい。

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