~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で5分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺
目次
着付けの最後、帯揚げ
着付けは肌着から帯揚げまで、さまざまな工程を経ます。
序盤に長襦袢、中盤で着物、終盤で帯、そして締めの段階で文字通り「帯締め」、そこで、もう大丈夫だろうと気が緩みそうになる本当に最後の「帯揚げ」。そうなんです、意外と着付けの練習も後回しにされがちな「帯揚げ」。
存在も控えめですが、衿元の真下にあるだけあって目につきやすく、ぐちゃっとなっていると目立ちます。
本日は着物はじめてさんのためにも、簡単な帯揚げ結びのポイントをお伝えします。
両脇からしっかり、キュッキュとひっぱる
帯揚げを折りたたんだあと、両手にもってひと結びしますが、その時、遠慮してゆるく結ぶ方がいますが、これはNG!しっかり両脇からキュッキュとひっぱってから結びましょう。
ちなみに、ひと結びする前に脇下の帯揚げ部分は帯の中にしっかり入れましょう。
☝しっかり感がありますね。
結び目は、焦らずゆっくり、やさしく、ふわっと
そして、結び目。
ここで、両脇からひっぱってきた勢いでスピード感をもって結んでしまいそうになりますが、ちょっとストップ!ここはふんわりのところです。落ち着いて、焦らずゆっくり、優しいタッチで結ぶようにしましょう。両手に持っていた帯揚げは左右の横向きになっていますが、右手のほうを上、左手のほうを下にし、向きを縦に変えましょう。右手小指で結び目を固定しながら、結びます。ぎゅっと結んではいけません、ゆっくりゆっくり。結んでいる間は、ずっとどちらかの手で結び目を固定しておきましょうね。片方ずつ徐々に引きながら結び目を小さくしていき、ゆるいかな~というくらいでストップ。フワフワした結び目になっています。このくらいになったら、人差し指を突っ込み、形を整えます。しわの伸ばします。
ほんの少し引き、フワフワ結び目をキープしながらちょっとだけ小さ目にします。これで結び目は完成!
結び目を自分の体側(内側)へ押し込みます。左右の先端部分は、帯板と伊達締めの間に入れましょう。脇下に入れ込みスポットがありますので、ここがねらい目です。あまり内臓あたりに入れ込まないようにしましょう。
入れた後、見える部分を整え、結びも再度確認し、完成!
あとは全体のチェック(中心線、おはしょり、衿元、衽線など)をして、着付け終了。
帯揚げは控えめで見える部分は少なく、存在感があまりありませんが、自分が下を向いたとき、一番目に見える部分が帯揚げなので、しわがなくきれいに結んであると、ご自身も満足し、着姿に自信がでますね。
みなさんもどうぞ、キュッキュ&フワフワ帯揚げ結びを試してみてくださいね。
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