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東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で5分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の自宅個人教室で笑顔になれる優しい着付けレッスンをしています☺
着物の古典柄の意味って、神秘的
昨日のブログで紹介させていただいた、こちらの着物、
文様は「丸文」で、絵皿文。
アップはこちらです。
さらにアップ。
なんだかラーメンでおなじみの、あの中華の柄も見えますよね。
丸や円は、「太陽を象徴する形」とされており、「無限」を意味するそうです。もちろん縁起もの。幾何学文の基本の形になるので、太古の昔からの文様でもあるそうです。
絵皿の柄は、陶器が中国から伝わってきた歴史になぞられていますね。有田焼、九谷焼、伊万里焼…江戸時代に発達した格調高い焼き物柄です。
ちなみに、こちらの着物の柄は、カラーではなく、モノクロです。
昔の人が当時の素晴らしい絵皿という芸術作品を、丸という縁起物と合わせ、着物の柄として創り出したということですね。
「無限」
可能性も、好奇心も、未来も、無限に広がる。
夢のある言葉ですね。
それを太陽の「丸」として表現し、その装飾(遊びの部分になりますね)を絵皿であらわした。絵皿の歴史も併せて表現している。
粋だし、ステキです…!!
こんな、謎解きのような、古典柄の意味を知ることは、知るのと知らないのとでは大違いです。着物を着たときの気分や思いが異なってきます。なんだか、縁起物に自分が守られているようで。
去年までの私は、古典柄=昭和っぽくって古い、と思っていたのですが、いまや、古典柄ではないとテンションが上がらない!ほどになりました。
さて、この古典柄解明シリーズ、今後もブログで色々紹介していきたいと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。☺
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