~ 生徒様お一人お一人に寄り添って ~
【月島駅徒歩3分】東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』です。自装&他装コース・1対1の個別指導・完全マンツーマンレッスンをしています。近隣エリア(月島・佃・勝どき・晴海・豊海・豊洲など)への出張着付け&ヘアセットも実施中!
流派によって衿芯の入れ方は違うの?
こんにちは。
今日はきもの初めての方もぜひ知っていただきたい、「衿芯の入れ方」です。
衿芯には、三河芯やメッシュ、プラスチックの衿芯などがありますが、
初心者の方には差し込み型のサッシュやプラスチックのものが手軽で簡単ですのでおすすめです。
着慣れてくると、体に優しい三河芯(埋め込み式など)を好むようになるかもです(個人差があるかな?)。
さて、差し込み型の衿芯の入れ方は、長襦袢の内側の衿から差し込むというのが一般的です。
(衿がシワシワの場合は外側に入れたりもしますが、基本的に内側のほうが多いですね)
そこで、
ギモン!
湾曲型のプラスチックの衿芯は、先を下向きに入れていれるべきでしょうか(新幹線の頭のようなかたち)、上向きに入れるべきでしょうか…。
実は、これ、半々くらいに、かなりやり方が真っ二つに割れています。
着物のYoutuberで有名なきもの〇なおさんは、上向きに入れていました。新幹線の頭ではない、逆のほうですね。
しかしネットやほかの動画をみたら、上向きで入れる人もいましたが、下向きに入れる人も多く、いったいどちらが正しいの??という感じです。
ずばり…!
私のやり方をお伝えしますと…
私は、下向きです!
新幹線の頭の形で入れます!
理由はこちら。
衿芯を、ぐるっと回して着物の衿の形に作ったとき、背中心のところが湾曲します。下にへこみます。その形が自然な衿の形になるのです。
一方、上向きで作った場合は、湾曲しません。上に丸くなってしまいます。
長襦袢に入れて、実際着てみると一目瞭然。
上向きに入れる人の意見として、「衿元がピタッとするから」「衣紋がしっかり抜ける」など、様々な意見があります。
実際に上向きで入れてみましたが、う~ん、あまり大差はないかなという感じでした。
私が初めて所属した着付け学院は、下向きに入れるよう指導されていましたし、次に所属した教室の先生は「どちらも正しい」とおっしゃっていました。
私は背中心のカーブをきれいに出したいと思っているので下向きで入れますが、流派によってこんなに真っ二つにやり方が分かれているということは、実は、両方とも大きな違いがない、ということかもしれませんね☺
もし着物仲間と集まったとき、
衿芯の入れる向きの話になったら、
「こちらのほうが正しいわ!」の流れにならないよう、
気をつけなければなりませんね。(笑)
そして…
この話を「三河芯派」(なんか着物業界の重鎮みたいですね)が聞いたら、
「そもそも、プラスチックなんて、硬くてだめよ…」
なんて、一蹴されるかもしれませんね。
ということで、今日のタイトル、
【着付けのギモン!】衿芯はどちら向きが正しい入れ方?
の答えは、
どちらも正しい!自分の信じるやり方で良い!
でした。
ぜひご参考にしてみてくださいね。
当個人着付け教室(東京都中央区月島徒歩3分)では
このように色々なギモンを気軽に話しながら
じっくり型レッスンをしております。
マンツーマンのみなので、解決が早く、
着付けのコツや
着崩れしないノウハウなど
レッスン中はたくさんお話しができますよ☺
→着付け教室
また、譲り受けたお着物診断、断捨離基準の
アドバイスなどもしております。
🌸よみがえれ・お着物プロジェクト🌸
着物診断、タンスの着物整理、
洗い、仕立て直しなどアドバイスもしております。
(業者との業務提携等一切ございません。ご安心ください。押し売り等全くございません)
以下のサイトをご参照ください。
→★よみがえれ・お着物プロジェクト★
※出張相談もしております。
お気軽にお声がけくださいね。
🌸着付け教室:基礎コース、他装コース(着付師資格認定証発行)、着付師実践コース(現場アシスタント可)など
🌸ご自宅訪問レッスン:全国・関東どこでもご自宅へ出張レッスン
🌸出張着付け:月島・佃・勝どき・晴海・豊海・豊洲・銀座・築地・湊など中央区を中心に東京23区、関東、海外より承っています。
🌸お気軽にお問い合わせください☺
レッスン&サービス詳細は
☟以下のサイトをご覧ください☟
◆着付け教室
◆移動着付け教室/ご自宅訪問レッスン
◆出張着付け
◆よみがえれ・お着物プロジェクト
最新記事 by 梶原 淳子(かじわら じゅんこ) (全て見る)
- 【帯整理レッスン録】生徒様のお悩み解決、「混ぜるな、キケン!」脳のリソースは使わないように - 2025年2月10日
- 【番外編】私の担当美容師さん(男性)と私の会話@美容室 - 2025年2月9日
- 着付けも長年の入客経験のあるベテラン美容師さん、定期的にお稽古に励む! - 2025年2月8日