大人女性の浴衣着付け&コーデの3つのポイントは?

『着物って楽しい!』
~多くの日本人女性に、もっと気軽に着物を~
東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で5分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の自宅個人教室で、笑顔になれる優しい着付けレッスンをしています☺

大人の浴衣だからこそ…!

こんにちは。

本日の着付け教室のレッスンは、浴衣レッスンの生徒さんでした。
テーマは、

若者ではなく、(笑)
「大人の女性のための浴衣着付け&コーデ」!

ということで、
今日は何点か、
生徒さんにアドバイスさせていただいたことを
ブログ記事にて共有させていただきます☺

今日練習した浴衣着付けと帯結びはこちらです。
レトロな浴衣ですね。
(※講師私物、「別府絞り」という浴衣です。)

帯結びは、蝶々結び、
帯は博多織の半幅帯です。

早速ですが、

大人着付け&コーディネートのポイントは、
3つあります。

①衿をピシっと
②アクセサリーはシンプルであること
③どこかに「しっとりとした色」を持っていく

です。

まず、
①衿をピッシっと

ですが、
実は
こちらの写真のとおり、
思いっきり、浴衣の衿に「衿芯」を入れています。
実は、「かけ衿」の縫い目をほどいて、
衿芯が入れられるスペースを確保しました。
隙間を作ったら、ほどいた縫い目のところがほどけないよう、
そこを玉結びします。

浴衣の衿は、
やはりどうしてもヘタっとなってしまいます。
若い方なら、それくらいはまったく問題ないのですが、
私たち大人世代は、
どうしても、
顔周りの印象が

「お疲れですか・・・?」

という感じになってしまいます・・・。

なので、着物のように、浴衣にも衿芯を入れると
ピシっとなって、
顔が若々しく映ります。
(レッスンでは、実際私の方から差し込み口をアドバイスさせていただいております)

衿周りと衿元はこちらです。

ビシっとなっていて、
上品ですよね。

次に、
②アクセサリーはシンプルであること

ですが、
若い方こそ、
ヘアピンやかんざし、
ピアス、
帯留め、
根付け、
など、アクセサリ―関係を(じゃらじゃら)つけても
元気で軽やかな雰囲気を醸し出せますが、
大人がやると、
やや下品に映ることがあります。
もちろん、つけてもいいのですが、
ほどよく、ですね。
自分が思っているより抑え気味にアクセサリーをつけると
ちょうどよいかもしれません。
付けるアクセサリーは、
1点豪華主義、
上品で上質なものひとつつけると
とっても品が良く、
大人女性にぴったりの装いになると思います。

でも、
究極のシンプルは、
ノーアクセサリーです!

え?
地味になる?

はい、そうですね。
地味になります。
しかし、アクセサリーがない分、
帯結びで上品さを出します。
ただ華やかな帯結びをする、というのではありません。
崩れのない、スキっとした結び方です。
裏目が通った、
美しく、且つ、しっかりとした結び方です。
(裏目が通った蝶々結びのしかたは
レッスンで詳細をご指導しております。)
(※写真では伝わりづらいですが、実際に生でみると、手結び感がとっても出ています☺)

エレガントになりますよ。

最後に、
③どこかに「しっとりとした色」を持っていく

ですが、
こちらは、
言葉の通り、
帯でも浴衣でも、
柄にでもいいので、
どこかに、
紺や青、濃紺、紫、黒、グレー、茶、こげ茶、緑、モスグリーンなど、
しっとりとした色をもっていくと
大人の女性にはとっても似合い、
若者にはない、
風情のある女性らしい雰囲気になります。

逆を言うと、
例えば、
白っぽい浴衣に黄色の柄が入って、
それに
淡いブルーの帯を合わせたら、
ちょっと、
ジューシーで元気はつらつな色になってしまい、
軽すぎる色に、
ご自身がついていけなくなるかもしれません。

やはりここは、
(人生経験相応の(笑))
どっしりした感のある色が欲しいですね!


やはり
「蝶々結び」も、上品に結ぶと
大人感、エレガント感が
とってもでますね!
(博多帯だからこそ、この雰囲気が醸し出されるのかもしれませんね)

ということで、
本日ご紹介させていただいた、
大人女性のための
浴衣着付け&コーデの3つのポイント
よろしければ
試してみてくださいね☺

あれこれ飾らなくてもいいんだね~~シンプルの威力はすごい!

東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』
🌸着付け教室:完全プライベートレッスン or セミプライベートレッスン
🌸出張着付け:銀座・月島・勝どき・佃・豊洲・晴海・日本橋・門前仲町方面を中心に承っています。(その他エリアもOK!)
🌸お気軽にお問い合わせください☺ 下のお問い合わせをクリック🌻

着付け教室、出張着付け、よみがえれ☆お着物プロジェクトについて

The following two tabs change content below.
『生徒様、お客様一人一人に寄り添って』教員歴19年、日本文化に長年携わり、現在は着付講師・着付師としてサービスを展開中|東京都中央区|マンツーマン指導個人着付け教室代表

関連記事

  1. 【着付けのポイント】腰回りの補整は本当に必要?補整不要の人っ…

  2. 帯のお太鼓柄の「柄合わせ」、するのとしないのとでの印象の違い…

  3. 【着付けポイント】右脇のおはしょりをすっきりさせる方法

  4. 帯揚げの結び方練習におすすめの「帯揚げ生地」は?

  5. ストレスなく着付け練習をするための「大切な3つ」のこととは?…

  6. 生徒様の「着物の襟、なぜか汚れやすいんですけど」に対する着付…