花嫁衣裳も今が変化時?色打掛のデザインに対して望む声

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東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で5分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なプライベートレッスンをしています☺

「鶴」の柄を縁起物としてとらえるか、デザインとしてとらえるか

【2020年12月9日投稿】

こんにちは。
以前
花嫁衣裳について
このような記事を掲載させていただきました。
→こちらをクリック→花嫁衣裳、洋装にない和装に込められた意味

お客様(新婦様)から、
「鶴」の柄がないものをお願いします、
と言われたエピソードです。

実は最近もある20代の女性より
「色打掛を選ぶとき、
鶴がないのを選びました
という話を伺いました。

え?どうしてですか?

と聞くと、

「鶴は気持ち悪いから」

と・・・。

あ、まただ、
鶴がまた拒否されている…!

そうなんです、
最近
鶴の柄がけっこう人気ありません。

怖い、とか
かわいくない、
古めかしい、

など・・・。

たしかに、
今時ではないかもしれませんね。 笑

 

う~ん、
昔は
吉祥文様(幸福、繁栄を意味し、縁起のいいこと)が着物に描かれていることに重きが置かれ、
デザインとか色使いなどのファッション性より、
「人々の願いが込められた衣装」
であることが大切だとされてきましたが、
今は昔と違って、いろんなファッションが発達し、
洋も和も、センスのよいものが増え、
目の肥えた人も多くなりましたからね。

現代の女性たちは
色打掛の「鶴」の柄を縁起物としてとらえるよりかは、
デザインとしてとらえ、
好みを判断しているのではないでしょうか。

 

とはいえ、
色打掛も昔のスタイルのままでいいのか、
実は疑問だったりします。

現代に合わせ、
柄もアレンジしていっていいかもしれませんね。

かわいい小鳥くらいの柄にするとか、
今の若い女性が好むような
センスのあるデザインにするとか。

そうしたら、
色打掛を着る人も増えそうなきがしますが。

さて、
花嫁衣裳業界、
どのように変化していくでしょうか。

ちなみに、
七五三の衣装は
近年新しいデザインが生まれ、
今時のパステルカラーだったり、
柄もおしゃれなものが
増えてきています。

ということは、
花嫁衣裳も、
変化時かもしれませんね☺

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『生徒様、お客様一人一人に寄り添って』教員歴19年、日本文化に長年携わり、現在は着付講師・着付師としてサービスを展開中|東京都中央区|マンツーマン指導個人着付け教室代表

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