【着付けのポイント】着物の下にヒートテックを着る5つのポイント

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~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で5分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺

着物の衣紋から、ヒートテックが見えてしまう…!

【2021年1月26日投稿】

こんにちは。

寒いこの季節、
着物を着る人にとって欠かせないのは、
そう、
ポカポカ肌着!
中でも、
ヒートテック
(某アパレル会社の商品名)
を着ている人は
多いのではないでしょうか。

袖から入る冷気がわきの下まで入り
冬は、ポカポカ肌着なしには
着物で外出できません!

しかし…!

ただ、着るだけでいい、
というわけではありません!

あなたのそのヒートテック、
見えてますよ…

そうなんです、
よく、見えちゃっている人を見かけます。
特に、
横からです。

例えばこんな風に…

そしてこんな風に…

 

黒の肌着が
見えてる…

 

ここまで見えると、
まずいぞ…!!


もはや着物ファッションの一部として
見せる方向でいくしかない?

ちなみに、
一度このような状態になってしまったら、
このように、


ぐいぐいと指で中へ突っ込んでも
いずれ出てきてしまいます。
どうしようもありません。

あきらめるか、
見せるファッションとして開き直るか
どちらかです。

ということで、
外出時に失敗しないよう、
ヒートテックを着物の下に着る場合のポイントを
以下5つにまとめてみましたので
よろしければご参照くださいね。

 

1.黒を避けベージュやモカ色のヒートテックを選ぶ。
※写真はわかりやすいように黒でお見せしていますのでご了承ください。

やはり肌の色に近い方が
ちょっと見えたときに目立たないので
安心といえば安心。
でも、結局重要なのは、
次の2です。

2.前だけでなく後ろの襟ぐりも広いヒートテックを選ぶ。

これに尽きる、ですね。
とにかく、見えなければOKなのです。

3.着た後、前身頃、後身頃、袖をしっかり引く(伸ばす)
念のため、しっかり引きましょう。
ここで詰まり気味だったら、
せっかく襟ぐりの広いヒートテックを買った意味がなくなってしまいます。

4.肌襦袢は着なくてもOK!
結局肌襦袢の代わりとなるので、着なくても大丈夫ですね。
でも、ワンピース型の襦袢の人はその下にヒートテックを着ましょう。

5.袖は、まくし上げるのではなく、折り上げる
まくし上げるだけだと、ずり落ちてきてしまいます。
5分袖でしたら折り上げなくてもいいですが、
8分や10分袖でしたら完全に見えるので折り上げましょう。

以上になりますが、
いかがでしたでしょうか?

ぜひ、
冬でも快適に着物で外出できるよう、
着物に合うポカポカ下着を選び、
着物から見えないように
ちょっと注意しながら
着てみましょうね☺

カジュアル着物の、見せる肌着として割り切るなら見せてもいいかもだけど…!笑

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5.

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