~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺
「着袴(ちゃっこ)の儀」
【2021年10月5日】
こんにちは。
本日は七五三5歳の袴姿をご紹介します☺
早速前姿から!
袴です!
後ろ姿もどうぞ。
鷹です!めでたいめでたい。
ちなみに、
羽織の後ろの柄は
勇ましく、めでたいものが描かれています。
例えば、よくあるのがこちらの鷹。
そして兜などもよく見かけます。
兜に龍の頭が絡んであったりと、
とても勇壮な柄が描かれてたりもするんですよ。
これはなにより「強くたくましく育ってほしい」の想いが込められているんですね。
あと、小づちや軍配など、
お金に困らないよう、
しっかりとした方向に人生を進めて行けるよう、
などの縁起のよい柄も描かれていたりします。
親の愛情ですね。
さて、
5歳のお祝いといえば、
「着袴(ちゃっこ)または袴着(はかまぎ)の儀」
になります。
袴を初めて着て、大人の仲間入り、の儀ということですね。
(早い~)
平安時代からある風習なのだそうですよ。
その後庶民の間で広まり、
江戸時代で子供の通過儀礼となったそうです。
なんと歴史の古い儀式なのでしょう!
さて、
お着付けについて。
長襦袢、祝着(着物)、袴、羽織を着て、
最後に懐剣を差します。
懐剣は刀ですので
最後はお父様がさしてあげるといいと言われています。
お父様方、どうぞ最後にお子様にさしてあげてくださいませ。
コロナ禍で、着物を着る人が少なくなったとはいえ、
実は、七五三のお着付けのご依頼だけは途切れることはありません。
七五三は単なる行事ではなく、
ご家族の皆様方の想いでもありますね。
平安時代から続くお子様の健やかな成長を願う儀式、
ぜひ大切にしていきたいですね。
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