着物の桜、紅葉、椿の柄は必ず季節を守る必要がある?

『着物って楽しい!』
~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺

年中着られるケースもあります

【2022年6月16日】

よく生徒さんたちから質問されることの一つとして、
着物や帯の柄について。
「この柄、どの季節に着られますか?」
です。

実は、柄は
①季節を守ったほうがいいケース
②年中着られるケース

があります。

たとえば桜。
桜の花びらがリアルな感じで描かれ、
葉も枝も、色がついて表現されている場合は、
3月、4月上旬(今は満開も早まっているのでそれ相応の時期)
に着た方がいいですね。
でも、
花びらが一色で、小紋に全体に柄がかかっている感じのものとか、
デザイン化されている(幾何学模様っぽい感じ)とか、
そういうのは年中着られます。

紅葉もそうです。
リアルに色がついていたら(オレンジ、黄色、黄緑など)
9,10月に着たいですね。
でも、例えば一色で描かれていたり、
または他の植物と一緒に描かれている場合は
年中OKです。

となると椿なんかもそうですね。

 

このようなことが
わかりやすく書いてあるのが
こちらの書籍になります。

高橋和江著『きものの不安をスッキリ解決!』河出書房新社

とてもわかりやすく、
また昭和の考え方ではなく、笑
現代の考え方で記述されているので
おすすめです。
(決して昭和を非難しているわけではなく、
時代というのは変化していくものなので、
「昔のルールで止まっていない」ということが大切だ
ということです。今や、時代どころか、
地球環境も「天候」も昔と比べ大きく変化しています。

着物という衣装もそれに沿っていくものだと思っています。)

要は、ま、パッとみたときに、
季節の情緒を感じる絵柄なら
その季節に着るといいんじゃない、
ということだと思います。

いかがでしょうか?

ぜひ、柄とその季節についてもっと知りたい方は
上記の書籍を一読してみてくださいね。🍀

東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』
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『生徒様、お客様一人一人に寄り添って』教員歴19年、日本文化に長年携わり、現在は着付講師・着付師としてサービスを展開中|東京都中央区|マンツーマン指導個人着付け教室代表

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