～ 生徒様お一人お一人に寄り添って ～
【月島駅徒歩3分】東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』です。自装＆他装コース・１対１の個別指導・完全マンツーマンレッスンをしています。近隣エリア（月島・佃・勝どき・晴海・豊海・豊洲など）への出張着付け＆ヘアセットも実施中！
軸✨
【2025年10月17日】
こんにちは。
坐骨神経痛がほぼ治った
こすもす先生です。😀
２ヶ月前の坐骨神経の激痛に始まり、
リハビリを続け、鎮痛剤も卒業し
ようやく腰はよくなりました。
そして、今は肩✨！
腰を優先にしていたため
すっかり忘れていた五十肩。
今はこちらに集中してリハビリしています。
ところで
とあるリハビリの日、
相変わらず「肩が石のようですね」と
理学療法士さんに言われながら
ストレッチやマッサージを受けていた私、
着付師の仕事を話しながら
先生から
とても興味深い話を聞きました。
それが、
「弓道」でした🎯
こんな会話がきっかけでした。
「帯を締めるとき、
どこに力を入れていますか？」
私は「腕です」と答えました。
「パワーです」と。
すると理学療法士さんが、
とても残念そうな顔をして…
「実はそれ、とてもよくないです」
とおっしゃいました。
なんと。
肩甲骨と体幹を使ってくださいと
すぐさま指導。
どんなふうに帯を締めているんですかと
聞かれたので
帯を巻いた後の
右手と左手で「ひと締め」している姿を見せ
デモンストレーションをした私。
そうすると、
先生は
本当によくない、
腕だけの力になっている。
体全体で筋肉を使ってくださいと
おっしゃいました。
そして、
弓道のような力の入れ方で
帯を締めたほうがいいですよと
アドバイスをいただきました。
弓道？
そんなこと言われても〜
弓道なんて知らん〜
先生曰く、
弓道では、腕の筋肉ではなく
肩甲骨全体と体幹で引くのだそうです。
腕の力ではないそうです。
へぇ〜そうなんだ。
知らなかった。
その流れで、
リハビリ用のゴムを使いながら、
実際に「帯を締める動作」を
やってみながら
弓道のやりかたの締め方も教わり
やってみました。
肩甲骨を意識して体幹から動かしてみました。
そうすると…
なんと、
不思議と体全体が安定して、
逆に力が入りました・・・！
すごーい！！✨
なんだ、
早く教えてくれよぉぉぉ笑
「この使い方なら、
肩を痛めずに力強く締められますね」と
理学療法士さんから
お墨付きをいただきました。
弓道も着付けも、
大切なのは
「見えないところの使い方」
みたいです。
筋肉よりも、
軸が重要のようです。
（弓道はもっと精神的な面で極めてますけどね、呼吸とかも含めて。武道だから）
ただ帯を締めるのではなく、
体の内側を感じながら結ぼうとすると、
自然と力が入り、
「安定感」が生まれる。
軸を意識するのは
筋肉を使うことより重要だった。
ということで、
リハビリを通して、改めて思いました。
体の使い方を知ることは、
自分を大切にすること。
自分の腕と手と体は
着付師としての商売道具なので
大切に守っていかなければと。
これからは
体幹（軸）を意識して
筋肉に負担を掛けず
帯を結んでいきたいと思います。
きっとこれは
自装の生徒さんの
帯結びや帯締め結びにも
共通することなんじゃないかなと
思います。
生徒のみなさんへは
力任せではなく、
体幹を意識して帯や帯締めを結んでもらうことを
今後レッスンで伝えていきたいなと思いました🍀
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