【着物の豆知識】見つけても取らないで!黒留袖や喪服にある「ぐし縫い」の正体✨

『着物って楽しい!』
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それ、取っちゃダメ!「ぐし縫い」って知ってる?

【2026年4月22日】

こんにちは。
こすもす先生です。

皆さんは、
黒留袖や喪服、色留袖などを広げた時に、
襟や袖口のあたりに、
細か〜い縫い目が入っているのを
見たことはありませんか?
「あれ?しつけ糸かな?」と思って
取ろうとした経験がある方もいるかもしれませんね。
ストップ!
実はそれ、取ってはいけないものですよ。

和裁の誇り「ぐし縫い」の正体

これは「ぐし縫い」という、
和裁の専門的な技法の一つです。簡単に言うと、洋裁でいう
「並縫い」に近いのですが、
その細かさが違います。

なんと、一針一針が2ミリ以下の細かさ
丁寧に縫い込まれているのです✨

なぜ「ぐし縫い」をするの?

しつけ糸は「仮止め」なので、
着る前には取るのがルール。
わかりやすく3,4㎝ほどのざっくりの縫い目で
細い糸で縫われています。

でも、ぐし縫いは違います。
繰り返しになりますが
一針一針が
「2ミリ以下」の細かさで縫われています。
しつけとは一目瞭然、全く違います。

さらに、
ぐし縫いには
以下のような大切な役割があります。

  • 生地の補強: 縫い代(しろ)を固定して、形を美しく保ちます。
  • 立体感: 襟や袖口をふっくらと見せ、高級感をプラスします。

特に格の高い礼装の着物には、
仕立ての丁寧さを象徴するものとして、
このぐし縫いが施されていることが多いのです。
まさに、
「その着物が格式高いものである」という証
なんですね。


✨ 講師からのメッセージ ✨

「着物の仕組みを知ると、着物がもっと面白くなる」
と私は常々思っております。
細かい部分にまで込められた職人さんの手仕事。

みなさん、
もしお手元に礼装の着物があったら、
ぜひその細かい縫い目を
じっくりと眺めてみてください。
なるほど、これかと納得しますよ!

まだまだ着物の仕組みの面白さはあります。
レッスンでは生徒様にいろいろお伝えしながら
奥深い着物の世界をご紹介しております。
着物はいろいろ楽しいですね🍀

 

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