洗い張りして、八掛を替えて仕立て直しました！

【2022年5月31日】

こちらの美しいグリーン地の紬、
なんと
生徒様のお母様が織った反物から作ったものだそうです！

しかも

糸はお母様が染めたらしい！！

すごーい！！

生徒様が成人式の時に一度お召しになっていて、
それ以来ずっと眠っていて、
最近になり
洗い張りと仕立て直しをして
よみがえらせたお着物とのことです💛☺
横線は金糸です。
紬ですがおしゃれ着のみならず
ちょっと格上のお着物としても着られる、
万能なお着物となっています。

紬ですが柔らかく
やはり洗い張りの効果が十分に出ているようですね。
八掛も色を替えたようで、とてもモダンな着物に変身しました。

一緒に合わせた型染の名古屋帯もぴったり合っています。

お母様はその他いろいろな反物をご製作され、
（もはや職人レベル！）
現在こちらの生徒様は、その仕立てもしているそうですよ。
仕上がりが楽しみですね🎵

余談ですが
こちらの生徒様、
かつて
ご自身の結婚式のウエディングドレスを
ご自身で作ったことがあるとのことです！！
（写真も拝見しましたが、もう、それはそれはプロ並み！）

親子さん、
血筋ですね…！！
（※写真撮影のときのみマスクを外していただきました☺）

お母様が作った反物を仕立て、
それを着る。
これってとっても幸せなことですね。
どんな高級着物にも代えがたい
自分だけの大切な１枚の着物です。
こうやって着物を着て行くっていいですよね。

今お仕立て中のお母様の反物から作ったお着物、
早く仕立て上がりの状態を見てみたいですね！

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梶原　淳子（かじわら　じゅんこ）

『生徒様、お客様一人一人に寄り添って』教員歴19年、日本文化に長年携わり、現在は着付講師・着付師としてサービスを展開中｜東京都中央区｜マンツーマン指導個人着付け教室代表

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