4月から9月までの着物の衣替えとおすすめ生地メーカー

『着物って楽しい!』
~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺

4月からどんな種類の着物を着ていけばいいの?

【2022年4月12日】

4月から秋口にかけて、
着物も衣替えになり、
長い期間「袷・あわせ」の着物を着ていた時とは違い、
着物の種類に気を配る季節になります。

さて、では、
これからの季節、
どのような種類の着物を着ていけばいいでしょうか?

昔ながらの着物ルールでいうと

4月 袷・あわせ(裏地のある着物)
5月 袷・あわせ(裏地のある着物)
6月 単衣・ひとえ(裏地のない着物)
7月 薄物・うすもの(透け感のある着物・絽や紗)
8月 薄物・うすもの(透け感のある着物・絽や紗)
9月 単衣・ひとえ(裏地のない着物)
10月 袷・あわせ(裏地のある着物)
11月 袷・あわせ(裏地のある着物)
※5月最終週から単衣でも良し
※6月最終週から薄物でも良し
※9月1週目まで薄物でも良し
という調整期間もあります。

です。
でも
昨今は昔と暑さも異なりますので
以下のような感じで一般的に着られているようです。

4月 袷・暑い日は単衣(気温25度以上のとても暑い日は単衣を着てしまったりする)
5月 袷・暑い日は単衣(単衣頻度が高くなる)
6月 単衣
7月 薄物
8月 薄物
9月 単衣
10月 単衣・肌寒くなれば袷
11月 袷
(※写真:楽天市場さんからお借りしました)

ただし、
これはカジュアルな着物の場合です。
結婚式や式典など
フォーマルな場での礼装着物をお召しになる場合は
昔ながらのルールで着物をチョイスしてくださいね。
あと、お稽古事もです。
とくに茶道をされている方は
習っている先生のご指示に従ってくださいね。
(帯をさらけ出すのはNG、常に、真夏でも羽織を、というところが多いと思います)

とはいえ、
ほとんどの方がカジュアルに着ていると思います。
着物用語でいうと「洒落着物、洒落帯」ですね。
洒落小紋、洒落袋帯といろいろ用語がありますが、
ま、「カジュアル」ってことです。

単衣も洒落小紋などを楽しんでみてはいかがでしょうか?
(※写真:楽天市場さんからお借りしました)

ちなみに、
おすすめの生地は
やはり洗える着物ですかね。
今は昔と違い、
ポリエステルの技術がとーっても発達しました!!

★東レ シルック
★東レ シルジェリー
★東レ セオα(セオアルファ)
(長襦袢は)東レ爽竹(そうたけ)
など

(※写真:楽天市場さんからお借りしました)

最高級ポリエステルを開発している東レさんの
底力と技術がうかがえる涼しい生地が年々販売されています。
サイトはこちら東レシルック

技術ってすばらしい~💛
もはや正絹より涼しい~!
天国のおばあちゃんに見せてあげたかったー!
汗かけば洗濯機で洗える~!
いつも水洗いできる~!

なので、
汗をかく5~9月は
こういう生地でお着物をあつらえたり、
買ったりしてもいいかもですね。


(※写真:楽天市場さんからお借りしました)

ちなみに、
私がお世話になっている和裁士さんは
ポリ生地も承ってくれています。
ただ、「安物ポリではなく、東レシルックとかにしてね」
と言われています🍀
やはり!

 

さて、みなさん、
これからの暑い季節、
どのような着物を着ていきますか?

今後ブログでは、
着物のみならず、
帯や帯揚げ、帯締め、半衿などの衣替えについても
掲載していく予定です♬

洋服も衣替え、
和服も衣替え、
今年もゴールデンウィークは家中の衣替えだ~~!

東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』
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『生徒様、お客様一人一人に寄り添って』教員歴19年、日本文化に長年携わり、現在は着付講師・着付師としてサービスを展開中|東京都中央区|マンツーマン指導個人着付け教室代表

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