~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺
目次
旅先での着付けのポイントは?
【2022年4月27日】
さて、昨日に引き続き
着物で弘前旅行①2022年4月 ~着物旅のコツ~
弘前旅行についてお伝えしていきます。
本日は2日目、
一泊二日旅行のため、最終日となります。
この日は前日とちがい見事な快晴🌤!
宿での朝食を終え、部屋で着付け。
帯結びの途中の様子。
そして、着付け終了。
着物と長襦袢は前日と同じですが、
(あ、もちろん着物スリップは違いますよ)
帯がリバーシブルの反対側の柄、
帯締めもリバーシブルの反対側の色(青緑色)
そして帯揚げは全く違う色の帯揚げを。
一応前日の姿を載せておきます。
こちらです。
そして、
本題ですが、
旅先、宿での着付けのポイントをいくつかお伝えします。
① 長襦袢までは問題なくできる。
理由:洗面化粧台に大きな鏡があるため、見ながらできる。
② 着物の裾線を決めるのが一番大変。
理由:姿見がないため裾線が見えない。
対処法: 頭を下げ、下を見て着物が床すれすれになっていることを確認し、足の甲の上で裾合わせをする。あくまでの足の甲の上は前側(上前&下前)なので、後ろのほうの裾線はもっと低くなっているべき。よって、後ろはもっと下げること。ただし下げ過ぎると裾線がたるんでしまうので注意。
③ 衿合わせのときは洗面化粧台の鏡を見るとよい。
④ 帯結びは、当教室のセット結びの場合、背負った瞬間が大変。
理由:鏡がないため、お太鼓の状態が見られないから。(洗面化粧台の鏡が低ければそれを見ると良い)
対処法: 背負ったら、垂れ先の角を両手でそれぞれ感じながらまっすぐ水平にする。指の感覚で、お太鼓がまっすぐきているか確認する。(むしろこのやり方のほうが鏡を見てやるより正確にできる)
以上です。
とにかく、②が一番大変。
あとは問題ないです。
通常通りやれば、問題なし。
それから、時間に余裕をもって着付けをすることは
必須ですね。
満開の桜、快晴!
宿をチェックアウト!
さて、
残りの時間で、
3回目の弘前公園だ!
良い天気~!
水面に桜の花びらが💛
青空の中の弘前城天守!
まぶしいよ~
合成みたい。
看板ですよ、「弘前城」っていう。
本物の背景です。
今回の旅の中で、
ナンバーワンの写真↓✨
水面の花びらが淡い雪のよう。
空が晴れているので水面がガラスのように光っています。
そしてわたし。
雄大な岩木山、
真っ青な空、
力強く壮大なモミの木。
奥に映っているのが
岩木山。
ちょっと雲がかかっている感じ。
桜と空、山の見事なコラボレーション。
この日、弘前の最高気温は15度。
羽織と袷の着物が丁度よかったです。
なぜか混み混みだった、
とあるスポット。
あぁ、そういえばニュースでやってたなぁ。
ハートマークに見える絶妙な「映え」ポイントがあるって。
ここかぁ。
自然の荘厳さがこの一枚に。
手前の白いのは、
水面上の花びらですよ!!
優雅な曲線が美しい。
雪の絨毯のよう。
うん、
桜は、
やっぱり曇り空より晴れの天気がいいですね。
前日の夜景とは全く違った表情を見せてくれた弘前公園の桜でした🌺
弘前駅前ターミナルから青森空港へ
さて、
3回目の弘前公園桜見物を終え、
空港へと向かいます。
バスの中。移動は1時間ちょっと。
あ、目がつむってしまった。。。
帯のお太鼓が良い感じで背もたれになって心地よし。
和髪ヘアが崩れずに済む!
お太鼓ばんざい!
車内ではウトウト。
頭を背もたれにつけて寝られないため
前方向にカックンカックンしてました。。。
そして青森空港到着。
出発まであと30分しかないのに
おなかがすいた私たちは特急でラーメンを食べます。
※カメラマンと私の間に透明板があるためちょっとゆがんで写っています。
着物でラーメン?
余裕です。
ということで、一泊二日旅行を終え、
かなりリフレッシュして帰ってまいりました。
弘前の桜、
本当に良かったな~🌸
着物で旅行はできるものなの?
着物で旅行は問題ないです。
着物を着て行くか着て行かないか、
「気持ち次第」だと思います。
とはいえ、
やはり着物をある程度1人で着られるようになってからの方がいいと思いますので、
着付け技術はつけておいたほうがいいですね。
着付け技術はあるのに、
「帯は移動中大丈夫かな」「旅先で着崩れないかな」
と気持ちの面で躊躇してしまう方は
まずは着付けレッスン時に
「自宅から」着物を着て行く練習をした方がいいと思います。
場数を踏み、自信をつけましょう。
頭で考えるより場数を踏む、です。
「気持ち」の練習といったところでしょうか。
さて、
着付け技術をちょっと離れ、
最後に、
着物を着る喜びを。💛
決して自慢ではありませんが
この旅行で2人の方に着物姿を褒められました。うひ💛
1人目: 羽田空港出発ゲートのトイレ清掃員のおばちゃん。めちゃ褒めてくれた。ご自身も昔は着物を着ていたが今は着なくなったって言ってた。
2人目: 青森空港→羽田空港行機内にて。CAさんにお着物きれいですねと降りる間際に笑顔で言われた。笑顔で言われると、なんて嬉しいのだろう。
洋服では服装について知らない人から褒められるなんて皆無なので
着物を着て良かったと思いました。
うれしかった💛素直に、うれしいね。
さ、次はどこへ旅しようかな~
みなさんも
着物で旅行を楽しんでみてくださいね🍀
番外編:
あっ!!しまった!!
忘れてた!!
カメラマンをさせていた夫と一緒に写真をとるのを。
すっかり自分の写真撮影に夢中だったー
ま、いっか。
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