夏に涼しい笹島式シンプル肌襦袢と「さらし補整」

『着物って楽しい!』
~多くの日本人女性に、もっと気軽に着物を~
東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で5分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の自宅個人教室で、笑顔になれる優しい着付けレッスンをしています☺

夏こそ涼しい笹島式!

こんにちは。
暑くなりましたね。
6月とはいえ、
単衣の着物、というより、もはや夏の薄物です。

これからの猛暑に向け、
いかに涼しく着物をまとうか、
毎年直面する課題です。
さて、
私は今までブログ記事でも涼しさ対策について
掲載させていただきました。
こちらです。
よろしければクリックどうぞ着物小物、涼しいグッズおすすめ4選
夏着物の汗対策、べたつき防止の必須アイテムは?

本日は、
2020年に3月にも記事をアップさせていただきましたが、
こちらです良い肌襦袢を入手しました(笹島式)
再度、
笹島寿美式の肌襦袢とさらし補整をご紹介させていただきます。

こちら、当教室の生徒さんに教えている基本の肌襦袢の着方と補整のしかたとは異なるので、
生徒さんたちには積極的に教えていません。
混乱しないよう、
興味のある生徒さんだけ、
ちょっと紹介しています☺

では、
まず肌襦袢。

銀座の笹島さんの着付け教室がある茶房(松屋銀座の裏)で入手。
さらし素材です。
ちょっと恥ずかしいのですが、
私がモデルで、着てみます。☺
何度も洗ったので、
使用感が、既に出ていますね。

前の姿は見せられませんよ(笑)
和装ブラとか、していませんので。

そして、
さらしを巻きます。
1枚のさらしを前後に半分に折っています。
耳同士を合わせます。
さらしの長さは3メートルくらいあります。
腰のところにタオル1枚挟むだけで、
あとはぐるぐる巻くだけです。
ただし、笹島式ですので、
骨格に沿って巻きます。
(笹島さんの本を見て、見様見真似でやったので、
完全に合っているかは分かりません。。。
でも、たぶん、大丈夫かな。。。?)

胸を2巻き目。

もう前の姿を見せても
大丈夫かな? (笑)

おおぅ
めちゃ気持ちいい~

さらし、
気持ちええ~~

完成!
後ろ姿です。

あ、補整タオルがボコっとしている。
う~ん、むずかしい。
どなたか
笹島先生のところで習ったことがあるかた、
うまくタオルをまっすぐして補整する方法、
教えてください~

前です。

ちょっときれい、ではない?
いや、
これでよしとしよう・・・。

とにかく、
笹島式は、
動きやすく、
尚且つ、涼しいです。
逆に真冬にやると、
ちょっと寒いかなと感じるくらいです。
なので、
この季節にはぴったりの笹島式肌襦袢&補整です。

和装ブラや余計なタオル補整は入れておらず、
その分さらしで補整しています。
さらしをぐるぐる巻くと熱くなるのでは?
と思うかもしれませんが、
そんなことないんです!
はるかにタオル補整のほうが熱いです。

一応、
当教室では、
夏でも基本の形をお伝えしています。

①和装ブラ(もしくはスポーツブラ)
②その上にキャミソールかタンクトップ(もしくは①でカップ付きキャミやタンクトップの方は何も着なくてもOK)
③(裾除けをしてから)肌襦袢
④補整タオル

この順番でお伝えしています。
が、
何度も申し上げてしまいますが、
ご興味のある生徒さんには、
笹島式をご紹介しています。

私も、
教室でのレッスン時は、基本の形を、
外出するときは笹島式、と
分けて着ていますよ☺

洗濯も簡単です。
肌襦袢はそのままネットに入れて洗濯、
長いさらしは、前後が半分に折ってある状態のまま、
ある程度左右に屏風だたみなどでたたんで、
ネットにいれて洗濯。
洗濯が終わってネットから取り出すと、
たたまれた状態になっているので、
それをキープしながら(前後が折られている状態)
ハンガーにかけて干すと
その後、アイロンなどは不要で
すぐ使える状態になっています。

昔ながらのさらし巻き、
なかなか現代に生きていますね!
体にいいものって、
いつまでも継がれていきます。
皮膚が弱く、
肌ざわりに敏感な私には、
「さらし」は
とっても心地の良いものです。

猛暑の中、長時間外出しなければならない方、
さらしは、
タオル補整みたいな暑苦しさはありませんので、
ぜひこちらの補整を
一度、
試してくださいませ。☺

肌にあたる部分が気持ちいいって、しあわせなんだよなぁ~~

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『生徒様、お客様一人一人に寄り添って』着付講師・着付師(一級着付講師資格免許状取得)|東京都中央区月島駅徒歩3分のマンツーマン指導個人着付け教室、代表

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