近い未来も遠い未来も考えず、ただ今着たいから着物を着る。

『着物って楽しい!』
~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺

時代時代で、美意識も流行がある

【2022年2月13日】

最近、ちょっと着物の機能みたいなことに
真剣に考える機会があり、
「いったい、着物とはなんぞや」
「着物って、今の時代で、なぜ着るの?」
ということを色々考えているうちに、
そうだ、
この本をまた読み返してみようということになり、
あらためて熟読してみた。

田中敦子編著『主婦の友100年 きもの宝典 ーきものの花咲くころ、再び』主婦の友社
(2016年発行)



これは主婦の友100年を振り返り、
きものの部分をまとめた総集本のようなもので、
現代の編集者がコメントをしている。
(着物の時代ごとの流行り、当時の女性の着こなし、暑さ対策など、大変読み応えあり!)
上の私の
「いったい、着物とはなんぞや」
「着物って、今の時代で、なぜ着るの?」
の答えになるかわからないが、
読み進めるうちに、
なにか大きなヒントを得たような気がした。

【前情報として】
ちなみに…きものはご存じの通り、
昔から日常着だったが、

戦中戦後の20年ですっかり皆着なくなり、
そのあと着付けができない若者が激増し、
高度成長期(戦後)は日常着だったはずの着物が
あでやかな盛装、礼装用へと高級化し、

それに合わせて着付けは女性の新たな習い事、資格としてもてはやされ
着付け学院が1960年代に次々と開校し
画一的で合理的な着付けが広がる。

というバックグラウンドがある。

さて、
では、
その最も印象的だった文章を
引用して以下に抜粋する。(p126)

「洋服の下着で体の線を生かして、などという時代は過去のものになり、1967年1月号で初めて補整で寸胴体系を作ることが常識になる。確かに盛装の場合は、そのほうが品格があり伝統の重みも感じられるとは思う。が、かつては、平面のきものを立体に着付けるのが醍醐味だったはずなのだが、1992年1月号には、補整の理由に「きものは平面的な布をまとうのですから、胸やウエストの凹凸をなくし、寸胴の体形にすること」と変わり、補整、着付け道具などが増えれば増えるほど、楽な着付けからは遠ざかっていく。タイトルには「らくに着られる」「らくらく着付け」などとうたっているが、プロセスが楽なだけで着心地がいいわけではないように思える。
道具を使わない着付けにも関心があり、1981年1月号には「道具いらず、練習いらず、必ず着られる」がキャッチコピーの記事がある。
盛装中心になって、指導が画一化されていくと、帯のお太鼓の山は一文字に、胸やおはしょりはすっきり整えられ、帯揚げ帯締めもくずし技が見られなくなる。着付けのじょうずへた以前に、着る人の個性があったその昔のきものスタイルは、こうして姿を消していくのだった

 

うん
なるほどね。
大正時代、
昭和前期の
きもの姿の女性の写真や絵が
この本にはたくさん掲載されているが、
実に自由で、
ルールに縛られていない感じがして、
楽しそう。
しかもオシャレ。

たしかに。。。
綺麗着付けが求められる現代の着物、
着付けはより美しく、きれいに。。。

 

 

「いったい、着物とはなんぞや」
「着物って、今の時代で、なぜ着るの?」

 

昔は自由に着こなし、

今は窮屈な着付け。

・・・なんて。

そう、
私は
ただ
着たいから着る。
自分のために着る。
自由だろうが窮屈だろうが
着たいから着る。

近い未来も遠い未来も考えず、
ただ今着たいから着る。

時代はうつりゆく、
美意識も、
そりゃ、
変わるだろうさ。

時代時代で、
美意識も流行があるってことさ。。。

東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』
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『生徒様、お客様一人一人に寄り添った着付けサービス』をコンセプトに、東京都中央区月島にて個人着付け教室を主宰。日本語教師、英語教師と教員歴は19年、日本文化にずっと携わりながら現在は着付講師に専念!

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