帯のお太鼓柄の「柄合わせ」、するのとしないのとでの印象の違いは?!

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東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺

はっきりとした柄は、やはり合わせたほうがいい

【2023年1月30日】

数日前のブログにて
わたくしめの着物コーデを掲載させていただきました。


つづきのお話し、
ということではありませんが、
後ろ姿でお分かりの通り
名古屋帯のお太鼓柄の柄合わせ(たれ先との)について
説明していきたいと思います。

帯の柄合わせというのは、
こういうことですね。↓
「お太鼓の下線部分」と「たれ先」の柄が
流れるように合わさっているということです。
一つの絵画を見ているようですね。
では、逆に柄合わせしていないとどうなるでしょうか?柄を意識せずお太鼓を作ってみました。
まぁ、悪くないと言えば悪くないのですが、
ちょっと印象が違いますね。
この黒の帯は花唐草模様(白地)の細かい柄なので
柄合わせがずれてもさほど悪目立ちはしませんね。

では、
違う帯で見てみましょう。
柄合わせをしました。
上の黒の帯より柄がはっきりしています。
こちらはお太鼓とたれ先が合っていた方がいいですね。

もし柄合わせしていなかったらこうなります。

こうなると、ちょっと変…
という感じになりますね。
なので、この帯のような
はっきりとした柄がある場合は
柄合わせしたほうがいいです。

ということで、
ご参考までに、
以下のような細かい柄の場合は
できれば、柄合わせしたほうがいいかも、
というレベルです。


どちらも私の帯ですが、
やはり「柄合わせ」をしてこちらの名古屋帯を結んでいます。
人によっては
「柄合わせ」しなくてもいいレベルの細かさかもしれませんね。

どこまでこだわるかになるかと思いますが、
大きな柄はやはり柄を合わせてみて、
細かい柄は
余裕があればやってみる程度でいいかと思います。

ちなみに当教室の生徒さんも
これくらいの細かい柄合わせは
簡単にできてしまいます。
当教室の秘策の帯結びでやれば
簡単にできてしまうからです。
(当教室の帯結びはセット&背負い結び。作り帯ではありませんよ☺)

余談ですが、
このような名古屋帯お太鼓柄の柄出しも簡単にできてしまいます。
(ポイント柄出し)
名古屋帯のみならず、袋帯も。

 

ということで
柄合わせや柄出しができるようになると
帯結びが楽しくなるし、
着付けの難易度も下がるので
より着物が身近になると思います。
そうすると着物でお出かけするハードルも
下がりますよね。

みなさんも、ぜひ帯の柄合わせにぜひチャレンジしてみてくださいね🍀

◆余談話◆
日本の衣装史において、帯というのは長い歴史の中で「細い帯」のことでした。平安、鎌倉から戦国、江戸前期時代の奥方の帯などを参照。で、江戸後期に「お太鼓結び」というスタイルをしていた深川芸者によってその形が広まり(だらっと垂れている帯を後ろで持ち上げながら、お太鼓橋を渡っていたというストーリー)、庶民に広まったのは、なんと明治時代です。なので、今の帯結びは(胴帯幅約15㎝、お太鼓幅約30㎝)というのは、とても歴史が浅いのです。現代までこのお太鼓の形が残っているというのは、我々着物を着る人はこのお太鼓結びが心地よいと思っているからでしょうね。帯締めや帯揚げなどでもファッションを楽しめますしね。なので、「帯結びのやり方」というものに関し、後結びだろうが、前結びだろうが、当教室のセット&背負い結びだろうが、作り帯だろうが、最終的にお太鼓の形ができていて自分が心地よければ、どのやり方でも良いのではないかなと私は思っております。なにが正統な流派のお太鼓結びだとか、こちらの帯結びのほうが伝統の結び方だとか、こちらが正しいやり方だ、とか、そういうことは歴史の浅いお太鼓結びにおいては特にないのではないかなと思っております)

 

 

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