~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺
袷の着物の季節は前半、後半がある?
【2024年1月3日】
お正月、
やっとゆっくり自分の着物と向き合える時間を
持つことができましたので
着物の整理をしてみました。
袷の着物の季節は前半、後半があると思っておりまして、
(勝手に自分で)
前半は秋からクリスマスにかけ、
後半は正月から春先にかけ、
という感じで大きく2つに分け、
衣替えしております。
その後半の衣替えに向け
着物整理を始めました。
7枚並べます。この7枚たちの中で
一番左のポリの黒地小紋は今回
正月から春先にむけてのコーデから外しました。
黒い着物はなんとなく
正月から春先には着る気分ではないかなというのが
毎年の感想。
晩秋からクリスマスくらいまでは
よく着用します。
残る6枚の先鋭たちに
帯を乗せてみました。
さて、正月から春先に向けてのコーデになりますよ。
では、まずは(帯)第1巡目の紹介です。さらに、帯締めと帯揚げを乗せ、
置きコーデをしてみます。半分ずつ、
アップで紹介しますね。右:
紫地色無地(正絹)花唐草地紋あり
この着物はどうしても白い帯しか合わない。笑
中央:
ベージュピンク地の御召(正絹)葡萄柄
赤紫色の椿柄名古屋帯と薄ピンクの帯締め。
可愛らしく。
左:
グレーと白地の小紋(正絹)花柄
白の花唐草模様の帯にブルーの帯締め。
帯揚げのグラデーションには墨色を入れて締め色に。
残り半分。
右:
ブラウン地の訪問着(正絹)鳳凰柄
帯揚げに濃紫色を合わせて帯締めも紫と緑の
グラデーション。
中央:
黄色地色無地(正絹)地紋入り
金糸の入った格の高い名古屋帯。
正月向きの着物コーデ。
左:
グレー&白地の小紋(ポリ)花柄
紺地の花柄紬名古屋を合わせて。
一部ブルーの帯揚げがアクセントに。
1巡目はこんな感じです。
いかがですか?
正月から春先を意識して
ちょっと明るめのコーデを考えてみました。
さて、次は帯を変えて
2巡目です。
どうぞ!小物を乗せて。
半分ずつ紹介します。
(着物の紹介は同じなので省略)
右:
やはり白帯を合わせました。
どうしても私にとっては
濃い色の着物には白系の帯でないと似合わない。
この紫色無地は1月2月が一番活躍します。
中央:
黒花柄の帯を合わせました。
重くならないよう、オフホワイトの帯揚げと
ブルーのぼかしの帯締めを持ってきましたよ。
左:
先程のブルーコーデとは違い、赤コーデで。
季節柄、シマエナガ(鳥)と南天の帯留めを
併せて、正月らしく。
残り半分。
右:
先程黄色の色無地に合わせていた金糸の名古屋を
併せました。めでたい、格高の王道のコーデ。
中央:
黄色の入った帯に、主役を帯留めにして。
黄色の色無地だけで
十分正月&春先コーデが完成。
左:
花柄と水玉コーデ。黒の帯揚げで締め色にしつつも
オレンジ帯締めで明るく春を意識して。
ということで、
1巡目と2巡目のコーデを並べてみましたよ。秋~冬コーデというより、
冬~春コーデという意識で
合わせてみました。
やはりなんとなく明るい色の着物や帯が
多くなりますね。
袷の着物の季節は長いので、
前半と後半でコーデの特色を変えると、
おもしろいと思いますよ。
さて、明日も着物整理についてのブログになります。
乞うご期待!🍀
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