～ 生徒さまに、寄り添って ～
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』代表の梶原淳子です。月島駅より徒歩3分の個人教室で、１対１のマンツーマン指導レッスンをしています。生徒様は東京全区・関東・全国・海外から受講中！
生徒様、大変ご興味が湧いたようで✨
【2024年2月11日】
継続コースの生徒様、
この日は着付けレッスンではなく、
お手持ちの着物の仕立て直し相談でした。
７枚の着物をお持ちいただきましたよ😊
叔母様から譲られたお着物とのことです。
まずは講師が一枚一枚サイズを見て
生徒様が着られるかチェックしていきました。
おおよそ小さめのお着物だったので
内揚げ部分（上の下の着物の中間にある部分、重なりが多くあれば、身丈を長く仕立て直せます）
が十分にあるかチェック、
残念ながらほとんどの着物が身丈を出せるほどの長さがなく、
もし仕立て直しをするとしたら
接ぎ（はぎ）→別の布を真ん中に足して、身丈を長くする方法
が必要だということが判明しました。
また、
現代ではなかなか作られない、
上質のシルクが使われているのも
触ってもわかりました。
生徒様のお祖母さまが、
生徒様のお母様、叔母様方（３姉妹だそうです）に
それぞれお着物をお誂えになっていらっしゃったそうですよ。
素敵なストーリーですね✨
なので、生徒様、たくさん
お着物をお持ちです。
さて、次はオレンジの着物。
こちらは生徒様が若いころに誂えてもらったお着物だそうです。
オレンジ色が若すぎて
どうしたらいいか、というご相談でした。
生徒様は、帯に仕立て直したほうが
いいのかもしれないとお考えだったようです。
私のほうからは、
いっそのこと、
「染め替え」てしまったらどうですか？
とご提案させていただきました。
えっ、染め替え？
と生徒様、
発想がなかったようです。
しかも私はブラウン色をおすすめしましたよ。
暖色系には暖色系を乗せると
綺麗に染まる（らしい）のです。
実際ブラウンの着物の例を
本をお見せしながら紹介しましたが、
生徒様、大変ご興味が湧いたようで
ぜひ染め替えをしてみたいとのことでした。
いいですね！昔の上等な着物は
そのままタンスに眠らせておくのはもったいないです。
もちろん予算との兼ね合いになりますが
色を変えることによって
ずっと着なかった着物が
普段着られるオシャレ着物となるのなら、
それは資金投下してもいいかなと思います。
そしてお次は、小紋です。
試着の前、
生徒様は、
「この色は地味なので、
どう着たらいいかわからない」と
おっしゃっていましたが、
こういう着物は、思い切って着てみるのが一番です。
さて、印象はいかがでしたか？
「あれ？思ったより暗くない…」
と生徒様。
そうですよね、
あまり暗くないですよね。
写真ではわかりづらいですが、
こちらの茶色×紫地小紋は
細かい柄に赤がはいっていて、
全体が思ったより明るく見えるのです。
そして
講師のほうでコーデをさせていただきました。
（※帯揚げ、帯、帯締めはすべて講師私物です）
きゃっ✨
おしゃれ！
いいじゃないですか～！ と講師、
え～こんなコーディネートがあるんですねと
生徒様およろこび✨
ポイントは
帯の艶感ですよ。とアドバイスいたしました。
地味に映りやすくなりがちな小紋には
艶感のある、光のある、名古屋帯を
持ってくると、
ずっとエレガントになり、
モダンな雰囲気になります。
門前仲町の
着物リサイクルショップ「今昔ながしま」さんに行って
こんな帯買ってきてください～ 笑
と伝えました。
はい！ と生徒様。
ちなみにこの私の私物の帯は
ながしまさんで買いました。笑
ということで
着物相談レッスンは前半を終え、
私たちは残り後半へと進みます。
つづきは明日のブログにてご紹介させていただきますので
乞うご期待！🍀
→生徒様用レッスン内着物相談②着物→長羽織に仕立て替え（したてがえ）の提案！
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