コロナの中、着物を自粛するべきか?

『着物って楽しい!』
~多くの日本人女性に、もっと気軽に着物を~
東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で5分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の自宅個人教室で笑顔になれる優しい着付けレッスンをしています☺

今、着物を着て外出してもOK?

こんにちは。
コロナですっかりイベントもなくなり、街からすっかり着物姿の人がいなくなりました。ここ月島も、銀座も日本橋も、人形町も門前仲町も、以前なら着物姿の人が多くいたのに、今は全く着物姿がありません。私も、着物を着て外出しなくなりました。

最近、アメブロを読んでいて、神奈川県の方記事に大変興味を持ちました。着物自粛についてのご本人の見解と、コメントをされていた読者の方とご本人の返信のやりとりが載っていました。
ちょっと外出するだけでも、着物警察ならぬ、「自粛警察」の目を気になることになり、結局そんな思いをするなら着ないでもいいのでは、とか、礼装ではなく普段着としての普段着物なら、洋服と同じように着ればよいのに、なぜ躊躇する必要があるのか、などの意見がありました。
それぞれの人が、それぞれのスタンスをお持ちなので、同一見解で皆が前に進まなくても良いとは思いますが、総体的に、着物を着るということがここ数か月で大きな影響を受けているというのは間違いないと思います。

さて、私のこと、
私自身がなぜ最近着物を着て外出しなくなったかというのは、
喜びを得られないと思ったからです。
多少なりとも、着物を着て出かけるというのは、他者の目線を意識することがあると、私は思っています。電車に乗る際、駅のホームで着物姿で立っていると、ご年配の方のみならず、若い子がじっとみることがあります。その時、ちょっと優越感を感じます。
変な意味ではないですよ、なんか、うれしいだけです。でもちょっとエゴですね(笑)

以前こんなこともありました。
夫とデパートに行って、メンズ売り場で夫の服選びをしている時、夫が試着中、店内でぼーっと待っていたのですが(着物を着ていますよ)、
店員さんが声をかけてくれて、ぜひ、ウチ(デパート)に来た際はお着物で着てください。見ていて嬉しいですね。街の中にも着物の人が増えるといいですよね、と言ってくれました。
うん、私もそう思います!
こういうやりとり、
私、うれしいんですよね、正直。
こういうコミュニケーションが生まれるって、
いいですよね。

なんらかのショップに着物姿で行っても、ちょっとした小話になります。
カフェに行けば、窓際席に通しやすくしてくれます。(エゴ・マックス(笑))
レストランに行けば、さっと大判のナフキンを渡してくれます。(女王様気分(笑))
なんとなく、
嬉しいコミュニケーションなんです。
お姫様になったみたい(笑)
…もとい、
いや、
なんというか、
人の目線があるということを意識していると、
自分自身も、気分が上がるんです。嬉しいんです。

着物を着るというのは、
どこかで
相手の反応に少し期待をしてしまっている自分がいます。
何度も言いますが、
エゴイズムかもしれません。
でも、
そのエゴイズムは、
もっていてはいけませんか?

こういう議論も、
私は、それぞれのスタンスだと思っていて、
どんな考えを持っていようが、
正しい、正しくないはなく、
それぞれが、
それぞれで良いと思っています。

だから、
私は、
着物はどこかで周囲からの反応とそれによる自分の気分の高ぶりみたいなところがあるので、その周囲からの反応が、今ないとなると、自然と着物をきて外出したくなくなるのです。
すっかり家の中だけで着ている状態なのです。

ところで、
そんな中、
昨日の夕方こんなことがありました。
・・・
なんと、
近所で
着物姿の若い女性に会ったんです!
横断歩道を足早に闊歩していました。
カジュアルな紺色地の着物に黒っぽい帯、帯締めか帯揚げは明るい色だったと思います。
足元は、ローファーみたいな靴。
バッグは印象にありませんでしたが、和ではなく洋の物だった気がします。
和洋折衷のスタイル
なにより、
この人の、何が一番印象的だったかというと、
その着付け姿
ゆるく、たっぷりと着付けしていて、良い意味でだらしなく着こなしていました。
その彼女の雰囲気にぴったりで、昔の、ゆったりとした着付け方に似ていました。おはしょりも衿元もゆるく、ピシっと生地を張っていない。

私はちょっと感動しました。

え?

なんて自由に着ている人なんだろう・・・!
この方は、
自分で着ることが本当に好きなんだろうな、
自分のために、今、着ている。
すてきだ。
(昭和初期の着こなし・こんな雰囲気にその彼女近かったかな?)

今日の本題、
コロナの中、着物を自粛するべきか?

みんなのやり方や考えは違っていて、
感じ方も違っていて、
それに正しいも正しくなくもなく、
着たい人は着て、
着たくない人は着なくて、
それで、いいと
思っています。

(私もいつか考えや価値観が変わって、外出自粛中に着物ででかけまくるかもしれませんよね。(笑))

今、
自分のしていることに自分自身が満足すれば、
それが一番いいと思っています☺
地にしっかり足をつけ、根を張り、
堂々としていれば、
それで、いいと思っています。

東京都中央区月島の着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』
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『生徒様、お客様一人一人に寄り添った着付けサービス』をコンセプトに、東京都中央区月島にて個人着付け教室を主宰。日本語教師、英語教師と教員歴は19年、日本文化にずっと携わりながら現在は着付講師に専念!

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