~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』主宰の梶原淳子です。銀座から地下鉄で3分、東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅より徒歩3分の個人教室で、コミュニケーションを大切にした、じっくり丁寧なマンツーマンレッスンをしています☺
肌寒い秋という微妙な季節にどんな着物を着たらいいか?
【2022年10月7日】
10月に入り晴天の気持ちの良い秋晴れ🌤が続いたと思ったら、
なんだか肌寒い雨の日が続きますね。
まだまだ単衣でいける!と思っていましたが
さすがに肌寒い。。。
さて、こんな季節には
どんな着物を着たらいいか、
今日はポイントを4点お伝えいたします。
🌸ポイント🌸
①着物は袷へ
単衣は10月の暑い日もOKという風潮になってきましたが、
さすがに肌寒い日となれば
もう袷でいいのでは?と思います。
秋の袷はなんでもいいのですが
そんなに分厚くない生地感のものがいいですね。
薄~普通の生地感のもの。
たとえば大島紬、
大島は基本的に生地が薄いので
この時期に着用するにはちょうどいいと言われています。
逆に「真冬は寒いよね」とも言われています。笑
分厚い感じの生地感のものは
着物を持った時に「どっしり」とします。
そういう着物派、私は冬、真冬に着るようにしています。
たとえば、以下のような着物。
これは写真ではわかりづらいのですが
触ってみると、生地の分厚さが感じられ、
両手で持つと、
どっしりとします。
秋にはちょっと早い生地感ですね。
(同じ色無地でもモノによって生地感は違います)
②襦袢は絽から袷へ
9月はおそらく、絽の長襦袢に半衿は塩瀬、という方が
多かったのではないでしょうか。
まだまだ9月は暑いですからね。
でも半衿はしっかり衣替え。
でも、10月の肌寒い日はやはり絽ではちょっと寒いかな。
★単衣の長襦袢(ちょっと持っている人はすくないかな?)
★無双袖の長襦袢(袖だけ袷、胴は単衣。これ人気)
★袷の長襦袢(ま、ちょっと地厚な感じ)
★「き楽っく」の場合:絽ではなく袷の長襦袢へ。できればでいいです。
がいいと思います🍀
③羽織るもの
★普段着物なら「単衣/袷の羽織・道中着」 NG→薄羽織(9月まで)
★フォーマル着物なら「道行」
羽織か道中着で十分でしょうか。
ちょうどいいのは単衣ですが、
いや、持っていないですと言う人は袷でもいいかもです。
何も羽織らなくても寒くない!という人はそのままでも大丈夫ですが
羽織るなら単衣か袷の羽織または道中着ですね。
電車移動などある人は汚れ防止にもなって
(帯も守ってくれるし)
羽織ものがあると安心だと思います。
また、
単衣仕立ては素材によって冬もOKなものがありますので
お店の人のアドバイスを聞くといいかと思います。
羽織、1枚持っていると重宝しますよ。
④足元
まだこの季節は普通で大丈夫。
え?普通?
普通じゃないときがある?
はいそうです。冬はいろいろ寒さ対策があります。
レッグウォーマーだったりロング足袋だったり
足袋ストッキング、もこもこ足袋など。
たくさんありますよ。
秋でも足元が寒い方は足袋ストッキングあたりから履かれると良いかと思います。
ということで以上になりますが、
いかがでしたでしょうか?
肌寒い秋という微妙な季節に
どんな着物を着たらいいか、
どんな長襦袢を着たらいいか、
本ブログがご参考になりましたら幸いです🍀
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