~ 生徒さまに、寄り添って ~
東京都中央区月島の個人着付け教室『きものスマイル秋桜-cosmos-』代表の梶原淳子です。月島駅より徒歩3分の個人教室で、1対1のマンツーマン指導レッスンをしています。生徒様は東京全区・関東・全国・海外から受講中!
よみがえれ・お着物たち!✨
【2024年3月2日】
この日は生徒様の悉皆屋(しっかいや)同行の日でした😊✨
悉皆屋とは、着物の洗い、仕立て直し、
染み抜きなどの専門店のことをいいます。
お母様から譲られたお着物4枚(訪問着2枚、紬2枚)を
ご自身サイズ、またはご自身好みの色に
仕立て直してもらため、悉皆屋さんへ行きました。
悉皆屋さんは
毎度おなじみ、東京都中央区湊の
「きもの扇屋」さん。
☟サイトはこちら
きもの工房 扇屋
こちらの工房は老舗店、
歌舞伎座も近いですからね。歴史のある悉皆屋さんです。
仕事は本当に丁寧で
洗い張りひとつとっても
他店の仕上がりとぜんぜん違います・・・。
さすがです。
ということで
生徒様の悉皆屋同行のために
私のほうでまずは予約をします。
とくに和裁士さんがお店に居る曜日が限られているので
その日を狙って予約します。
さて、当日、
まずは訪問着をみてもらいましょう。布地に余裕があるか徹底的に調べます。
とくに小さなお着物は
どこまで布を出せるか、
詳細な採寸が必要です。
あと、手で触って、内側に折られている余り布が
引き出し用として十分かどうかの判断もします。
これはまさに職人技の領域ですね。
そして柄合わせです。訪問着の身幅を広げる場合、
もしくは縮める場合、
「柄事情」があります。
絵羽柄が流れるかどうか、
段差が生まれるかどうか、
どこまで許容するか、
お客様と職人さんの話し合いになります。
私はその間に立ってサポートします。
和裁士さんと生徒様が十分に話し合い、
こちらの訪問着の仕立て直し方が決まりました✨
さてお次です。こちらの訪問着も寸法直しをします。
和裁士さんが慎重に採寸します。
生徒様、ガン見。。。!笑
こちらの訪問着も「柄事情」があります。
数ミリの柄ずれも、
許容していきながら、
自分自身のサイズに近づけていきます。
このような相談はやはり
和裁士さんが在店しているときでないとできません。
よかったですね、直接色々話せて。
ということでこちらの訪問着も
接ぎ(はぎ)(→身丈が足りない場合に付け足す別布)
の必要がないことがわかり、
和裁士さんの腕にゆだねて、
お仕立て直しとなりました。
どちらの訪問着も
仕立て直しの価値のある貴重な刺繍、
美しい柄ゆきでした。
お母様から譲られたという訪問着、
きっとよみがえったらお母様もお喜びになるはず✨
さて、後半の紬の染め替え、仕立て直しオーダーの様子は
明日のブログにてご紹介します。
乞うご期待!🍀
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